黄色い牙
2011-02-22


志茂田景樹『黄色い牙』講談社文庫

志茂田景樹の本を初めて読んだ。
学生の頃、凄く過激なファッションでテレビに出ていたオッサン程度にしか思っていなかった。
本作はマタギの伝統をかたくなに守り抜く佐藤継憲を主人公として、そのまたぎの里である露留を舞台に展開していく。
幼かった主人公の成長がとても逞しい。マタギの衰退していく様子が悲しい。
マタギ小説としてはなかなかの一冊です。
[マタギ]
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