死のクレバスで、クレパス
2009-11-02


J.シンプソン、中村輝子(訳)『死のクレバス-アンデス氷壁の遭難』岩波現代文庫

ペルーアンデスの未踏峰登山に挑んだ二人。
無事に初登頂を果たすが・・・・

下山時に一人が骨折。
6,000m級の氷と雪の世界での脱出行が繰り広げられる。
氷に口をあけるクレバス、容赦なく吹き付ける風雪。

これがノンフィクションであることが信じられなかった。

壮絶な生への執着が、ジョーを助けたのだと思う。

低山でも、こんな状況に陥ったら諦めてしまうだろう。

登山をする人にお薦めの一冊です。
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