2008-10-11
産経新聞の記事に、「形は国が決める? こんにゃくゼリー 自民、議員立法へ 消費者行政迷走」という記事が出ていた。
9月に兵庫県の1歳の男児がこんにゃく入りゼリーを食べ、のどに詰まらせて死亡する事件がありマンナンライフは販売中止も検討しているなどの記事もあったように記憶している。
個人的にこんにゃくゼリーは好きなのでなくなってしまうのは残念だ。
が、この議論ておかしくないか?
平成7年以降で17人の犠牲者が出ているらしい、年間1人出るか出ないかの数字だろう。少ないから良いということではないが、もっと規制や対策が必要なことがあるだろうに。
ゼリーは食べてもまったく問題の無い食品であり、「取り扱い」を誤ったための事故である。
保護者なりがしっかり気をつけていれば無くせる事故ではないのか。
一方で、事故米については食べられないものを食品として流通することを許してきたずさんな行政体制にある。
こちらを、まず何とかするのが先ではないのか。
また、年間3万人を超す自殺者。
今では当たり前のように「10年連続で3万人を超えました」とか流れているが、外国から見れば異様な状況だ。
自ら命を絶ってしまう人たちを救う方策をまず検討してほしい。
経済対策にしたって、まずは国会議員の数を減らすことからやってみろ。
「われわれ庶民は」と報道しているマスコミの給与水準を公開してみろと言いたい。
なんか、この国はおかしな方向に進んでいるのではと心配だ。
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