日本のインテリジェンス
2006-05-10


大森義夫『日本のインテリジェンス機関』文春新書

『CIA』の本を読んでみて、わが国のインテリジェンス機関がどのようなものか知りたくなり、購入してみた。
著者はこれまで内閣情報調査室長を務めてきた人物であるが、わが国のインテリジェンスの活動がいまひとつ見えてこなかった。
むしろ、フィクションの小説のほうがそれらしく書かれているが、オペレーションを行うことはほとんど無いようである。
公安警察の方がそれに近いのかも知れない。

独立国家としてしかるべき情報収集力および分析力の確立が急務であると考える。
戦前のわが国には少なくとも今以上の体制が整っていた。
少なくともそのレベルまでは戻す必要があるだろう。
[書評]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット