明治の男達、海の男達
2006-03-26


CW.ニコル『盟約』文春文庫

ニコルの『勇魚』の続編で、銛一の3男、三郎が帝國海軍で活躍する話。
舞台は、イギリス、日本と、目まぐるしく移り変わる。
もちろん、日本海大海戦も戦艦朝日の砲艦士官として活躍する。

日英の海の男達の友情も素晴らしい。
また、父の故郷である太地を訪れ、鯨取りとの交流でも海の男達の心の交流が描かれる。

読んでいて、すがすがしい本だった。

4部作になるとのことだが、早く続編を読みたい。
[書評]

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