2005-07-31
樋口裕一『頭がいい人、悪い人の話し方』PHP新書
これも、ベストセラーだったので読んでみた。
どんな話し方が「迷惑」であり「嫌われる」か50の事例と対処方が書かれている。
そもそも、「頭のいい人、悪い人」とはどんな定義なのだろう。物事を知らない人か、自己の考えをもてない人なのか?
キャッチーなタイトルの割には、中身は面白くなかった。
最近のベストセラー本は何故ベストセラーになっているのか良く分からない部分がある。出版社の誇張広告なのか、それとも中身の薄い、やさしい本が万人受けするからなのか。
本書は、自分に当てはまると思う箇所が必ずだれも見つかると思う。それは、1項目では収まらない。その場合の改善方法や対処方法が書かれているが、複数項目の人は「結局どうしたら良いの?」となってしまわないか。
これもいわゆる「ハウツー本」に分類されるのかと思う。
時間が有る人、自分の話し方は良くないと感じている人は読んでみても良いかと思う。
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